ゆうせんちん 遊仙枕

ゆうせんちん(遊仙枕)

瑪瑙[めのう]のような美しい色をしたふしぎな枕[まくら]で、これをつかって眠ると夢のなかであらゆる霊地仙境にも行けるといいます。

唐の時代、玄宗のもとに亀茲国からこれが献上されたといいます。「十州三島四海五湖」どこにも夢のなかで行けることから玄宗がこの名をつけたトカ。

和漢百魅缶│2023.09.10
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