アミピトゥピサ 雨一粒

アミピトゥピサ(雨一粒)

雨を降らせるときに、ティンガナス(天神)が竜宮から上げてもらうという雨のモトになる水玉。降らせる雨の量によって、粒の数を増やしてもらうといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
宮古島の昔話などにみられるもので、人間がこのやりとりをたまたま見て、日照りのときに勝手に「アミウ、ミーピサ、アギル」(雨を三粒上げて)と竜宮に呼びかけて雨を降らせ、ひとびとに罰がくだされてしまうハナシなどがあります。

和漢百魅缶│2023.09.08
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