駿州安倍郡で語られてたという「やまおとこ」で、山に棲んでますが、雪の降ったあとなどには、おおきな足跡が点々と残ってるのが見られたりしたといいます。
山道など屎が落ちてることもあり、そこに鈴竹[すずたけ]の葉っぱが含まれてることから、鈴竹をよく食べてるのだろうと考えられてもいたようです。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『甲子夜話』巻54などにみられます。足跡の寸法は3尺ばかり、歩幅は9尺ぐらいあったといいますからナカナカ大きいもの。
和漢百魅缶│2023.09.04
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