くぎぬきねんぶつ 釘抜念仏

くぎぬきねんぶつ(釘抜念仏)

五輪塔の絵が描かれた「釘抜念仏」に用いられるおふだで、亡くなった者の地獄での苦しみをのぞいてくれるとされるもの。

五輪塔の絵には49の空欄のまるがあり、念仏を一万遍となえるごとにそのまるを黒く塗りつぶしてゆきます。そのたびごとに、亡者の49の関節に打ち込まれた釘[くぎ]がぬかれてゆくんだトカ。

和漢百魅缶│2023.08.10
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