戦場だった土地に飛んで出るという「ひとだま」たちで、それぞれには討ち死にをした各々のひとの顔がみえるトカ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 山田野理夫『おばけ文庫 たんたん ころりん』の「戦場が火」に書かれてるもの。古戦場に出る火の妖怪についてのはなしをしたじきにしたもので、兵死した勘左衛門という男の母が、自分の息子の顔のある火を探していたというはなしが描かれてます。
和漢百魅缶│2023.07.23 Design. Koorintei Hyousen 2023