きつねたいまつ 狐松明

きつねたいまつ(狐松明)

真っ暗闇の夜に、川の土堤のあたりに出るという青い怪火。天気雨のときにお日様が出たままなのも、このちからなのだトカ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
山田野理夫『おばけ文庫 たんたん ころりん』の「キツネたいまつ」に書かれてるもの。エピソードのひとつを山田野理夫は幼児のときに語られた記憶として描いていますが、火の妖怪たちの収録順などが重なる点から、「きつねたいまつ」といった呼び方・秋田県でのはなしについては『宮城県史』民俗3での記述が直接のしたじきとなってると考えられます。

和漢百魅缶│2023.07.20
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