夜道を歩いてると、持ってるあかりが風もないのに消え、目の前に高い高いはしごのようなものが立ってて進めなくなってしまうというもの。
処刑されたキリシタンの供養のために建てられた六角の石柱に刻まれた六地蔵の近くにこれは出たんだソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註
山田野理夫『おばけ文庫 べとべとさん』の「はしご」に書かれてるもの。山形県米沢地方が舞台として設定されており、六地蔵はキリシタンが処刑されたことに由来して建てられたものと語られてることから、北山原にある地蔵だと明確にわかります。
和漢百魅缶│2023.07.11
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