やえがさのだいじゃ 八重笠の大蛇

やえがさのだいじゃ(八重笠の大蛇)

上州山田郡の八重笠村に伝わるもので、沼地(八重笠沼)に棲んでた大きな蛇。

正保のころ、竜舞村の修験者・松本院清安が釣りをしてたところ、小蛇に化けて近づいて清安を呑み込んでしまおうとしましたが、腰に佩びてた先祖伝来の宝剣によって討ち滅ぼされたといいます。

和漢百魅缶│2023.04.
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