あまのじゃくのにわとり 天邪鬼の鶏

あまのじゃくのにわとり(天邪鬼の鶏)

予州周敷郡の今井村に伝わるもの。むかし、弘法大師が地蔵の木像を一夜のうちに彫る誓いをたてて鑿[のみ]をふるってたところ、夜明けにならないうちに「あまのじゃく」が鶏に化けて鳴き、完成できなかっことがあったソウナ。

このことから、村人たちは「鶏は魔性のものだ」というようになり、むかしは飼うと災難が起こると語ってたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
今井の福岡八幡神社にある生木地蔵が、そのときの未完成だった地蔵で、片耳が彫られてません。

和漢百魅缶│2023.03.04
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