大治元年(1126)、上総の八斗浦の海に流れ着いたという、大きな白い亀[かめ]の背中に乗った白い蛇[へび]。 塩づくりのひとたちがこれを見つけて持ち帰り、祠[ほこら]をつくってまつったといいます。
上総の白子神社に伝わるもので、その後は鰯[いわし]がたくさん捕れるようになり、村のひとたちは大変に栄えるようになったソウナ。
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