中秋節に飾ったり、お菓子を贈る際の景物とするための、月にいる兎[うさぎ]をかたどった泥偶で、済南でつくられてたもの。
杵[きね]を手に持ってて、糸を引っぱるとそれが動く搗薬兎な仕掛けがつけられてるかたちがあったほか、「兎児爺」のように美々しい金甲紅袍を身に着けて虎[とら]にまたがってるかたちのものもあります。
和漢百魅缶│2023.01.23 Re Design. Koorintei Hyousen 2023