うつひおまろ 欝比袁麻呂

うつひおまろ(欝比袁麻呂)

おおむかし、肥前にいたという土蜘蛛[つちぐも]のひとりで、神功皇后が三韓征伐をするために軍船で進んでたとき、沈んでしまったおともの船のひとびとを救ったといいます。

『肥前国風土記』に記されてるもので、このことから救[すくい]の郷という地名が出来て、「すくい」が転じてのちに周賀[すか]となったと述べられてます。

和漢百魅缶│2023.01.04
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