うまのあし 馬の脚

うまのあし(馬の脚)

筑前那珂郡の春日に伝わるもので、火事に巻き込まれて死んでしまった馬の焼けちぎれた脚ダケが出て来るというもの。

脚ダケが一緒に埋葬されなかったので、馬の残りの部分も夜になるとこれを探しまわってるとも語られてたようです。

むかしは、晩くまで遊んでたりわがままを言ったりする子に向かって、大人たちが「山のはなぃ馬の脚の下がるぞ」(山の端に馬の脚が下がるぞ)と言っておどかしたりしてたといいます。

和漢百魅缶│2022.12.26
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