はだかおに 裸鬼

はだかおに(裸鬼)

ひとを病気にしてしまう疫鬼で、椎[つち]を手に持ってるといいます。ふつうのひとたちの目には、すがたは見えないようです。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『政治要略』巻70にある『善家異事』からの引用に見られるもの。この鬼が病をもたらしてたけど、氏神によって追い払われたというはなしになってます。

うしかいわらわ」のすがたになってた疫鬼など、つち(椎・槌)を持ってるすがたのものはしばしばみられます。

和漢百魅缶│2022.11.11
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