阿州川島の児島須賀に出たという一ッ目の大入道で、雨がぱらぱら降ってる夜に、舟で淵の魚を捕ってるといつのまにか大入道が舟の上にいて舌を出して目をむいておどかして来たといいます。
これが出るあたりから、淵やそのまわりの藪林のことを「べかこ」と呼んでたといいます。
和漢百魅缶│2022.11.08 Design. Koorintei Hyousen 2022