蜂を払う唱えごとのなかに出て来るもの。
原っぱや山で巣から蜂蜜をとろうとするなどして蜂が近くに飛んで来てあぶないと思ったら、「ほうむしゃんみむっしゃんやしゃごぜ、あぶらうんけんそわか」と何度か唱えておけば、刺されずにすむなどと語られてます。
☆ 莱莉垣桜文 附註 上州新田郡などに見られるもの。「応無所住而生其心」の転訛したものと考えられ、「おおむしょうじょう」などとは似たかたちのものです。
和漢百魅缶│2022.10.14 Design. Koorintei Hyousen 2022