蜂を払う唱えごとのなかに出て来るもの。
原っぱや山で巣から蜂蜜をとろうとするなどして蜂が近くに飛んで来てあぶないと思ったら、「おらン罪じゃない、からすの罪」と唱えてしずかにしてれば刺されずにすむなどと語られてます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
遠州・駿州あたりに見られるもの。子供たちは蛙などの小動物で遊んでころしちゃったとき(殺生しちゃったとき)も、これとおなじ唱えごとをするものだといわれてたそうです。
和漢百魅缶│2022.10.08
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