あめふりこぞう 雨降り小僧

あめふりこぞう(雨降り小僧)

雨の神様のつかいだという妖怪で、雨の降るときはうきうき喜んで歩き回ったりします。

持ってるちょうちんをくるくるとまわして雨の神様に知らせることによって雨を呼ぶことが出来るようで、狐[きつね]たちが嫁入りのときに魚を雨降り小僧に贈って、雨を降らしてもらったともいいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
山田野理夫『東北怪談の旅』や『おばけ文庫 たたみたたき』あるいは『妖怪魔神精霊の世界』などで書かれてる妖怪。鳥山石燕の画像妖怪である「あめふりこぞう」を素材にしたもの。

狐とのはなしは陸中下閉伊郡が舞台として書かれてます。

雪には弱いようで、気温が寒すぎて凍ってしまったはなしなども描いてます。

和漢百魅缶│2022.07.13
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