鎌倉の覚園寺にある地蔵の木像で、猛火で焼かれたり釜煎りにされてる亡者たちの苦しみを救うために 地獄におもむいて、獄卒に「わたしがやろう」と火を焚く役を替わるようにもちかけて火力を弱めたりしてたので、像の彩色を塗りなおしても一夜のうちに黒くなってしまったのだソウナ。
「火焼[ひたき]地蔵」とも呼ばれます。煤[すす]の色から語られるようになったはなしだといいます。
和漢百魅缶│2022.05.31 Design. Koorintei Hyousen 2022