じぞうのほうれき 地蔵の法力

じぞうのほうれき(地蔵の法力)

大正のころ、陸奥の三厩の神官が仕事先でおおいにお神酒を呑んで酔い、家に帰る途中おしっこがしたくなったので、近くに立ってた地蔵に向かって「おまえにほうれき(法力のこと)があるのなら、このわしにほうれきが通じるか試してみい」と放尿。家に帰ると、妻が苦しんでたので神官が神々に祈りを捧げましたが、妻の容体は悪化するのみで、ついに亡くなってしまい、おのれの軽はずみな言動を神官は悔いて涙したソウナ。

この地蔵は、三ッ石というところに立ってた地蔵だと語られてます。

和漢百魅缶│2022.05.27
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