くびきりじぞう 首截地蔵

くびきりじぞう(首截地蔵)

大阪の堺にあった辻堂にまつられてた地蔵で、夜な夜な通行人があるといたずらをしてびっくりさせたりしてました。

化生のものに化けてひとをおどろかせたとき、刀で斬られて首が落とされてしまったといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
「首截」は『堺鑑』での用字。「首切」のほうが一般的には用いられてます。行基の作だとも言われてました。

和漢百魅缶│2022.05.04
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