地をつかさどるかみさま。
五行の中心の「土・黄」をつかさどってる五官の神でもあります。
☆ 莱莉垣桜文 附註
「こうどにゃんにゃん」などに持ちられてるように、「后土」は「皇天」と対句になることばで、「天神」に対する「地祇」という意味合いで用いられてたりもします。
「土正」(五行のうちの土をつかさどる官のもの)の名称でもあり、「せんぎょく」の時代に句竜(共工の子孫)がこれを官名とした(『左氏伝』)あるいは、黎(せんぎょくの子孫)が祝融・后土を官名とした(『周礼』鄭玄注)とあります。
社稷[しゃしょく]のうちの「社」をつかさどる存在「社神」でもあります。
和漢百魅缶│2022.04.10
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