ちゅうしょくこくか 虫食穀稼

ちゅうしょくこくか(虫食穀稼)

穀物をむさぼり害する虫が発生するのは、官吏たちに悪事をなすものが存在するためで、それを罰すれば害虫たちも消えるという考えがむかしあったといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『論衡』の順鼓・商虫などの巻で触れられてるもの。虫のかたちによってその原因がどういう姦吏であるかという言い回しも存在してたようです。

『論衡』順鼓 曰
「月令之家 虫食穀稼 取虫所類象之吏 笞撃[人偏の謬]辱 以滅其変」

和漢百魅缶│2022.03.15
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