稲を害する螟[ずいむし]の雄たちのことで、むかしはこれによる害が田んぼに多く出たときは僧侶に頼んで五色の紙に法語をしたためてもらって笹につけて幟[のぼり]をつくり、虫送りをして祓う行事が行われてました。
☆ 莱莉垣桜文 附註 備前などでいわれてたもの。「さんねもり」は雌雄一対となる存在。
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