きかいのだいじゃ 鬼界の大蛇

きかいのだいじゃ(鬼界の大蛇)

太古のむかしに日本を魔国にしようとしてやって来た魔王などの影響で、鬼界の領域に発生したとされる悪い大蛇たち。ひとびとを襲って食べてしまったといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
能州につたわる縁起物語などにある俊寛のはなしなどに出て来るもので、「きかいのけちょう」は対句な存在。鬼界ヶ島は、北国の果ての能登の島だったという設定に関連して出て来ます。

和漢百魅缶│2021.11.19
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