稲[いね]の病気を祓い送る行事で囃される文句のなかなどに見られる考え方で、「いなご」など田んぼの害虫たちを、稲の病気そのもののしもべにして、いっしょに追い出すもの。
江州では「いもち送り」などで「いもち御帰りゃれ、いなたぎ(いなご)お供」というものが見られます。
和漢百魅缶│2021.06.23 Design. Koorintei Hyousen 2021