ことろことろのてならい 子取ろ子取ろの手習

ことろことろのてならい(子取ろ子取ろの手習)

子供たちをうばっていく「おに」たちが主張してる人間たちの手習所(寺子屋)で、虎[とら]の皮が敷いてあったり、おまんじゅうをいっぱいあげるよ、などと一応、称されてます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
子取ろ子取ろのあそびでうたわれる文句などに見られるもの。鬼の側が子の側を誘い出すための内容。

甲良町『こうらの民話』曰(江州犬上郡)
…「あの子がほしや」「つれていんでどうする」「二階座敷に虎の皮敷いて、まんじゅ三つで手習いさせましょう」「手がよごれる」…

和漢百魅缶│2021.06.22
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