囲炉裏のちかくでつめを切って、それを燃やしたりすると、ばちがあたって「はわきの病」が起こって死んでしまうと言われてたといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
石州鹿足郡などで言われるもので、「はわきの病」は、いくらものを食べてもすぐに下してしまい、腹がへりつづけて亡くなってしまうという病気であると語られてます。
「かわきの病」などの類かと見られます。爪を火で燃やしてはいけないとする俗信は広くあり、「病気になる」と付けてる例のうちの一ッ。
和漢百魅缶│2021.06.03
Design. Koorintei Hyousen 2021