康綱[やすつな]が鍛えたすぐれた刀ですが、これを所持するものは乱心することがあるといわれてたソウナ。
康綱が後年、乱心をしておかしくなってしまったことに由来してるなどと語られます。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『梅翁随筆』に伊東播磨守長寛の家中の剣術指南役がこの刀のせいなのか、おかしくなってしまってひとを斬り、竹やぶのなかで切腹したはなしがあり、そのなかで語られてるもの。
和漢百魅缶│2021.03.26 Design. Koorintei Hyousen 2021