姫糊[ひめのり]をなめてがちがちにピンとかたまってるおばけ。かしこまり過ぎ、行儀をつけすぎなものども。
☆ 莱莉垣桜文 附註 ここでの糊は、晴着や着物をピンとさせるために利かせるためのもの。身形が上等すぎて不似合いダという謙遜などに「姫糊嘗めた化物みたいダ」などといったことばが江戸などで用いられてたようです。
和漢百魅缶│2021.03.05 Design. Koorintei Hyousen 2021