ひとのあとをついて来て、よくないものをもたらしたりするという悪霊・魔物。
「フイフイ」と唱えながら小石をばらまいて、松明[たいまつ]で村はずれまでこれを追い払ったりしたといいます。
葬儀のときなどに墓へ向かったときの道とは別の道を通って帰ったりするのは、死者のたましいのほかに、これらがついて来るのをふせぐためでもあると語られたりしてたソウナ。
沖縄に伝わるもの。「フイフイマジムン」とも。
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