かためのふな 片眼鮒

かためのふな(片眼鮒)

尾州名古屋の闇森八幡社の森の池にいる鮒[ふな]で、瘧[おこり]になったひとはこれを1匹もらって来て祈るとよいとされてました。治ったら、お礼として鮒を2匹にして池の中に返していたソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
常州の「おいどさまののふな」なども同じく瘧疾を破邪するとされています。

和漢百魅缶│2020.12.21
Design. Koorintei Hyousen 2020