へいだ胡瓜[きゅうり]を軒にさげて、艾[もぐさ]と松実[まつのみ]を焚くというもので、とんでもない大落雷をさけるといわれてました。
文化10年(1813)6月ごろに江戸で騒がれたもので、6月27日にすごい落雷が来る、これをしておけば落ちてしぬことはないという浮説があったんだソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『我衣』によれば、結局のところものすごい落雷などは起こらずじまいだったといいます。
和漢百魅缶│2020.11.10 Design. Koorintei Hyousen 2020