ちをふきよせ 血拭寄

ちをふきよせ(血拭寄)

血を拭きよせてぬぐいとるお菓子。鮮やかなもみじのかたちなどをしています。

☆ 莱莉垣桜文 附註
文政6年に発生した松平外記[まつだいらげき]の刃傷事件のときに出た懐石見立ての戯文などにみられるもの。刃傷で血だらけになった畳をとりかえたことなどをあてこんだもの。「はなをつまみようかん」といっしょにお菓子として登場します。

和漢百魅缶│2020.09.16
Design. Koorintei Hyousen 2020