しばいもののようかい 芝居者の妖怪

しばいもののようかい(芝居者の妖怪)

「芝居者」の化けたもの。おおきな幟[のぼり]をかかげて持ち歩いてます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。『天保雑記』などにおさめられた妖怪の解釈にあるもの。絵で持ってる幟が芝居小屋などに立て並べられてるものと結びつけられての連想とかんがえられます。お芝居はきびしく制限や取り締まりが行われたりしました。

りょうがえのようかい」は同じ妖怪のまた別の解釈。

和漢百魅缶│2020.09.03
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