煩悩や妄語、悪徳などを表現したりすることば。自身の行為によってこれが増えるにしたがって、地獄に堕ちたのちに受ける火力が変わってくるという向きのたとえ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『宝物集』曰 「獄卒地獄にして罪人に教へていふ。妄語はよく大海を焼きつべし況や妄語の人を焼けん事。草木の薪の如しといへり。地獄の薪となる物なり」
「ねのくにのたきぎ」は同種のもの。
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