自分の名乗(名前)を書面に書いたりするときには陰陽の性質をかんがえた表記をつかわないといけない、あるいは、男は陽(真名文字)女は陰(かなもじ)と巧く書き分けて和合を保たないと七難をこうむる、などと言われたりしたんだソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『宝抓取』曰
「都[すべ]て名乗を書[かく]ときは唐の真文字を用ゆ名を書は 男陽物故[ゆえ]和[わ]の真文字を用ゆ 女は陰物ゆへかながきがよし これ陰陽の道理なり」
和漢百魅缶│2020.05.31
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