はえのむれ 蝿凝累

はえのむれ(蝿凝累)

ものすごい量の蝿[はえ]がかたまりのようになって空をぷわぷわ飛んでったというもの。雷のような音を立てながら東の国に飛んでったといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
推古天皇35年にあらわれたというもので、上州にまで飛んでって散り去ったといいます。

和漢百魅缶│2020.04.21
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