いちじょうにしゃくのかつら 一丈二尺の桂

いちじょうにしゃくのかつら(一丈二尺の桂)

鉱山のなかに設置される四留め(よつどめ)のはしらや、横に架ける化粧木(けしょうぎ)について言われてるもので、桂[かつら]の木を用いるべし、魔をはらいのけるちからを持ってる木だとされてます。

はしらに桂(かつら)が用いることが出来ない場合であっても、必ず化粧木にはつかうべしとされてたと言います。化粧木のこまかい寸法は長さ1丈2尺、幅1尺2寸、厚さ7寸であると『山要秘録』などにあるといいます。

和漢百魅缶│2020.03.25
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