くちのおに 口の鬼

くちのおに(口の鬼)

まじないの符などに書かれる「鬼」という字のひとつで、「ム」と書くべき部品を「口」と書くことが特徴だとされてます。

受けたのろいを返したりする場合や、他人の口を停止させたりする時など、いろいろと用いるべきときについての口伝などが術使いたちのあいだにあったようです。

☆ 莱莉垣桜文 附註
「ム」と書くべき部品を「口」と書く「鬼」の字というのはこういう感じのもの。

和漢百魅缶│2020.03.09
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