はしのしたなるふるきつね 橋の下なる古狐

はしのしたなるふるきつね
(橋の下なる古狐)

橋の下にいる古きつねのことのようですが、くわしいことは未詳。

弓を射て「魔除け」をするときに唱えられるおまじないの文句のなかに「ちはやぶる 橋の下なる古狐 昼はくるとも 夜はござるな」と詠み加えられてるもの。

☆ 莱莉垣桜文 附註
狐・昼と夜という構造の歌は、夜泣きを封じるための狐へのおまじないとしてしばしば見られますが前後関係はハッキリしません。

和漢百魅缶│2020.02.26
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