むじなのどろ 狢の泥

むじなのどろ(狢の泥)

鎌倉の腰越[こしごえ]あたりにつたわるもの。日暮れになるとがけ沿いの道では、がけの上から泥がぼとぼとと降り落ちて来るので、子供たちはこわがって通らなかったりしたといいます。

泥はむじなが落としてるといい、明治30年代ころあたりまでしばしば聞かれたソウナ。

和漢百魅缶│2020.01.30
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