巨大な「ねんてき」たちのおひげをなでることで電気が発することを応用したというふしぎな器械。これを用いて通話をつけるとおいもが立派な紳士にたちまち化けるというスバラシイ妖怪メカ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 戯文などに見られるもので「電信器」を下敷きにしたもの。「諂」は「へつらう」「おべっか」などの意味。服部誠一「惑物新篇」では「ケーハク氏の発明」と設定されてもいます。
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