武家などにつたわるお作法で語られたりするもので、いくさに向かう前にお酒をのむとき、盃[さかずき]にお酒をくむ動作を、折敷[おしき]に置いたまま、あるいは坐った姿勢のまま、おこなったりすると良くないと忌まれてたといいます。
左手に盃[さかずき]を持って右手に銚子[ちょうし]を持って、立った姿勢でお酒をくむのが、いくさに向かって出発するときのお作法だといいます。
和漢百魅缶│2019.11.21 Design. Koorintei Hyousen 2019