うききぜんこう 浮木ぜんこう

うききぜんこう(浮木ぜんこう)

津田利信の屋敷に襲来した狐が、よその土地を動き歩いてたときに化けてたすがたのひとつで、伽藍建立[がらんこんりゅう]のための瓦[かわら]の勧進をして諸国をまわってる僧侶というすがたのときに、この名をなのってたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。津田利信の屋敷とはまた別のはなしとして描かれてる物語に登場します。 この状態のときにどんな悪さをしてたのかは未登場。

和漢百魅缶│2019.08.27
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