きつねのうらかた 狐の占

きつねのうらかた(狐の占)

津田利信の屋敷に襲来した狐が、のちに別の土地で行ってたもの。息子が行方不明になってしまった武士の家に諸国修行をしている占(うらかた、占い師)に化けてやって来て、いつごろに必ず息子が帰って来るといううらないの結果を示して、息子に化けた狐を送り込む悪さをしていたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。津田利信の屋敷とはまた別のはなしとして描かれてる物語に登場します。

和漢百魅缶│2019.08.26
Re Design. Koorintei Hyousen 2019