いなりのみや 稲荷宮

いなりのみや(稲荷宮)

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。利信の祖母たちのもとに出現して、よくないことが行らないためにはキチンとまつらねばいけないとか、利信の末の妹は悪いことを呼ぶから稲荷宮のほこらをつけて都のよその家にやってしまわねばならぬとかのお告げをくだしたりしてます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

和漢百魅缶│2019.08.12
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