さんしゅべかこう 三種べかこう

さんしゅべかこう(三種べかこう)

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。三人のそれぞれ異なる大きな入道坊主がでっかい目の玉をむいて「べかこう」をして来たというもの。

一眼、二眼、げほうあたまな二眼の入道坊主がそれぞれ1体ずつ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『変化画巻』に描かれたりしている妖怪の一ッ。べかこうは「あかんべー」のこと。

和漢百魅缶│2019.08.01
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