わのなかわらんべ 輪童子

わのなかわらんべ(輪童子)

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。屋敷の女たちがむかしばなしなどをしてたときに出たもので、その輪の中にしもべの童子[わらんべ]のすがたでうちまじって話をしてたと思ったら、突然「ひとつめにゅうどう」に変化したといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

和漢百魅缶│2019.06.17
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