寛弘3年(1006)、冷泉上皇の夢の中に出て来たふしぎなひとで地震の変を知らせたといいます。告げられた日に庭につくらせておいた仮閣にいたら、知らせどおりに大地震が起きて難をのがれたという俗伝があります。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『本朝通鑑』などでは、夢の中の人は藤原師輔かなどとしていますがしょうたいふめい。
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